当院は感染予防に力を入れています

ウイルス・細菌はヒトの体液や血液を介して感染するもの。そのため歯科治療後には、使用した器材の洗浄・滅菌を行います。

感染を予防する方法として、使い捨て（ディスポーザブル）のものを使用することがあります。滅菌された状態で個包装にされた器材を患者さまに使用し、使用後はそのまま廃棄します。使い回しをしないことで院内感染を予防する方法です。

使い捨てにできないものは、洗浄により汚れを落とした後に消毒・滅菌を行います。当院で使用している超音波洗浄機は、超音波を使って器材の隅々まで洗浄することができます。目に見えない汚れまで落とすことができ、感染予防に効果的な機械です。その後さらに、ヨーロッパ規格EN13060に規定された、全ての形状の被滅菌物（固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装）を滅菌できるクラスB対応のオートクレーブという滅菌器を使って滅菌を行い、院内感染を予防しています。

歯科治療では、歯や被せ物を削る際やスケーリングなどで粉塵や水しぶき、唾液や血液などの飛沫が空気中に拡散してしまう可能性があります。こうしたエアロゾルを強力に吸い取る「口腔外バキューム」を各診療ユニットに設置しています。

大気中に舞っているダストを極力除去できるうえ、当院の口腔外バキュームは吸引したエアロゾルを全て床下で排気するため、院内は非常に清潔な状態を保てます。

さらに、ウイルス除去率99.95%のメディカルライトエアー（医療機関向け空気浄化装置）も設置しており、キレイな院内空気環境と院内感染症対策に力を入れています。